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現在レアル・マドリード所属でマジョルカへレンタル移籍中の久保建英 選手
バルセロナの下部組織で育った久保建英が何故日本へ戻らなくては行かなかったのかを解説します。
目次
バルセロナの下部組織から日本に戻ってきた理由
FIFAが定める規定の違反が原因
バルセロナが「未成年選手の国際移籍に関する違反」で受けた処分が原因となっています。
この違反のせいで久保建英に公式戦出場停止処分が下されて公式戦に出れない状態となってしまいました。
久保建英は試合に出られる環境を選び日本に帰国する事を決めました。
FIFAの規定内容
「国際移籍は18歳以上の選手のみに許される」
こちらがFIFAが定める規定内容となるみたいですが、移籍が認められる例外があるそうです。
FIFAに認められる未成年の移籍条件
- 両親のサッカー以外の仕事が理由でクラブのある国に移住した場合
- 16歳以上18歳未満のEU圏外で移籍する場合
- 自宅が国境から50キロ以内にあり国境から50キロ以内にある隣国のクラブい移籍する場合
日本人の18歳未満の選手が国際移籍をする場合には下の2項目は適用外となる為、
親の仕事が理由で対象の国へ移住してから移籍をしなくてはいけないというなんとも厳しい条件。
久保建英の経歴
小学生時代
小学4年生の時に川崎フロンターレU-12(小学6年生)に所属
2009年に横浜で開催された「FCバルセロナキャンプ」というというイベントでMVPを受賞
MVP受賞特典でFCバルセロナスクール選抜としてベルギーで開催されたヨーロッパの大会に参加
その大会でもMVPを受賞
チームを率いてたFCバルセロナのコーチの推薦でFCバルセロナの入団テストへ参加、見事合格
スペイン時代(2011-2015)
2012-2013年
30試合74得点(リーグ得点王)
超驚異的な数字
2013-2014年
地中海カップ戦でMVP&得点王
リーグ戦優勝
カタルーニャ杯優勝
2014-2015年
インファンティルAへ昇格
その後、公式戦出場停止処分
日本へ帰国時代(2015-2019)
帰国後はFC東京U-15むさしへ所属
その後トップチームのFC東京へ所属
FC東京
15歳でFC東京のトップチームへ昇格
U-20日本代表へ選出
打ち立てた記録
・Jリーグ最年少出場記録
・史上最年少でのU-19選出
再びスペインへ(2019〜)
18歳を迎えた久保建英は再びスペインへ旅立つ事となります。
18歳になった誕生日の6月に欧州のビッグクラブから複数のオファーを受けたそう
オファーチーム
・レアル・マドリード
・バルセロナ(Bチーム)
・PSG
・マンチェスターC 等
バルセロナで育った久保建英が選んだチームは宿敵の「レアル・マドリード」
条件や年棒などバルセロナを上回ったオファーをレアルが掲示しレアル入りを決めたそう。
レアル・マドリードとバルセロナのオファー比較
レアル・マドリード
・年棒100-120万ユーロ(日本円で約1億2-5,000万円)
・トップチームと下部組織の両方での登録
・2年目にはレンタル移籍を許可する見通し
バルセロナ
・年棒25万ユーロ(日本円で約3,000万円)
・Bチーム登録のみ
このオファーを比べてもレアルの本気度が見えてきます。
プレシーズン
プレシーズンはレアルのツアーに帯同
練習や試合でレアルの選手としてプレー
マジョルカへレンタル移籍
レアルへ移籍後、最初のシーズンはマジョルカで過ごす事となりました。
Bチームでプレーするより1部の試合に出る事を久保建英が選んだからです。
マジョルカでの成績
24試合3得点3アシスト
数字だけ見たらパッとしないかもしれません。
しかし背景を見ると1年目の18歳、得点力のない下位チーム、パスが回ってこない
などかなり厳しい条件の中での得点でした。
レアル・マドリードでプレーできていたのなら恐らく数字はもっと伸びていたでしょう。
来シーズンどこのチームにいるか期待が高まります。
久保建英のプレー動画集
久保建英のずば抜けた経歴を紹介のまとめ
いかがでしたでしょうか?
久保建英の凄すぎる経歴は高校生というのを忘れるほどです。
バルセロナの下部組織にいた時はなんとなく嫌悪感を多少なりとも抱いていましたが、
レアル・マドリードに移籍が決まった瞬間から掌を返して応援するようになりました 笑
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